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「港湾」で活躍している重要な職種と役割の中から、当ページではホイールローダーのオペレーターをピックアップしてご紹介しています。
まずは、ホイールローダーという機械の役割や特徴、ブルドーザーとの違いなどを見てみましょう。

ホイールローダーとは、タイヤで走行するトラクターショベルの一種で土砂や砕石、木材チップなどを前面に備えた巨大なバケットを操作して掬い上げ、運搬・積込みを行う事を得意としています。
また四輪駆動と中折れ式の操縦の為、狭い場所での機動性の高さや、整備されていない場所、斜面や法面などでも安定して走行する事が可能な車両系建設機械です。
「港湾」で活躍するホイールローダーは、乾性バラ貨物(ドライバルク)や粉体の原料などを主に取り扱っています。
乾性バラ貨物には、石炭・鉄鉱石・セメント・鉱業生産物などがあり、大型ダンプへの積込みや、広大な土場を迅速に動き廻り多種多様な貨物を保管します。狭い倉庫の中でも細かな作業を得意としていて、中折れ式のホイールローダーはスムーズに作業を行うことが出来ます。港湾の現場では用途に合わせて多種多様な貨物を取り扱います。
アームの先端にあるアタッチメントを交換すれば、汎用性を高める事が出来、幅広い作業に対応出来るようになります。
アタッチメントの種類には、ホイールローダーに最も多く使われるアタッチメントで石炭や土砂、粉体の原料などを積込み・運搬するバケット、資材の持ち上げや運搬に適したフォーク、地面の掘削・破砕する為の爪状アタッチメントリッパ-、木材などの不定形資材の把持や搬送に適したクランプなど、ホイールローダーはアタッチメントを多用途に活用できる柔軟性の高い車両系建設機械で、港湾作業でも大変役立ちます。

ホイールローダーは、アームの先端に備えたバケットなどで「掬う・持ち上げる」ことが得意なタイヤで移動する建機。
一方でブルドーザーは、アームの先端に備えたブレードで「押し運ぶ・ならす」ことが得意なキャタピラ(クローラー)で移動する建機です。
ホイールローダーを扱うために必要な資格と、資格の取得方法を見てみましょう。
機体質量3トン未満のホイールローダーを扱う場合には、「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」という講習を受講する必要があります。
教育時間は学科7時間・実技6時間、合計13時間(2日間)の受講で終了証が交付されます。
15,000円~20,000円
機体質量3トン以上のホイールローダーを扱う場合には、「車両系建設機械運転技能講習」という講習を受講する必要があります。
すでに保有している免許や実務経験によって学科講習の一部が免除されるケースがありますが、教育時間は14~38時間(2日間~6日間)で学科、実技それぞれの試験に合格すると修了証を取得することが出来ます。
40,000円~120,000円
ホイールローダーで公道を走る場合には、大型特殊自動車免許もしくは小型特殊自動車免許を取得する必要があります。ホイールローダーでの取得条件について確認していきましょう。
原動機付自転車免許の試験と同様で、交通ルール全般や安全運転についての教育講習がメインになっており、小型特殊自動車に関する問題は1割程度と合格水準が高い資格です。学科試験と適性検査に合格すると、実技講習を受講します。
以上を全て終了すると即日免許を取得できます。
3,550~3,950円(受験料と免許交付手数料)
大型特殊自動車免許は学科講習や試験内容が普通自動車免許と同じため普通自動車免許を取得していると学科が免除になります。
但し実技は、普通自動車免許と同じコースを操作する為、内輪差などに気を付けて車両の特性を良く知り、大型特殊車両を操作する必要があります。
費用対効果や定期的に教習所に通えないため、一発試験で取得を目指す方もいますが、かなりの難易度から何度も試験を受け直し合格に至らない方もいます。
ホイールローダーを扱う仕事のやりがいや魅力を見てみましょう。
ホイールローダーによってトラックへと積み込まれる貨物は船によって海外へ輸出されるものもたくさんあります。つまり、ホイールローダーのオペレーターは、日本の物流の起点を支える重要な存在でもあるのです。その仕事から得られる誇りや達成感は、なかなか他の仕事で味わえるものではないでしょうか。
ホイールローダーは、大きくて重量があるパワフルな機械です。決して操作は簡単ではないので、デビューしたばかりの頃は苦労することでしょう。
しかし、実務経験を重ねるにつれて操作の習熟度は徐々に上がっていきます。
やがて手足を動かすように巨大な機械が体の一部になるような充実感を得られるようになります。
この充実感もまた、他の仕事ではなかなか味わえません。
ホイールローダーは港湾に欠かせない建設機械の1つですが、ホイールローダーだけで貨物の運搬作業が成り立つわけではありません。貨物を運ぶトラック運転手、建設機械の操作をするオペレーターや貨物の玉掛け、玉外しなどを行う現場作業員など、多くの作業員が協力し合い、成り立っている仕事です。
ワンチームとして仕事を成し遂げたとき、まるで学生時代に体験した部活の大会でチームが勝利したときのような大きな喜びを実感できます。
港湾におけるホイールローダーの役割や仕事の魅力などについてご紹介しました。ホイールローダーは、港湾における物流の起点ともなる重要な役割を担っています。
オペレーターの仕事は決して簡単ではありませんが、その役割や責任の大きさを考えれば、やりがいをもって頑張り続けることができるでしょう。
港湾という大きな舞台でやりがいのある仕事を探している方は、ぜひホイールローダーのオペレーターに注目してみてはいかがでしょうか。
藤原運輸は1935年創業以来、港湾運送業、倉庫業、陸運業、通関業などでグローバル化が進む社会を支えて来た物流会社。
取り扱う貨物は、鋼材、木材、板ガラス、バラセメントなど重量のあるものがメイン。大きな貨物を扱うので、作業の現場にはダイナミックな魅力があります。
倉庫内作業員、船内・沿岸作業員は、フォークリフトや天井クレーンなどを使用しますが、資格取得の支援を行っており、未経験の方も安心。
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